視察レポート

Report

シェアサイクル・レポート10 もりおかチャリオ

 

 シェア・サイクルレポート第10弾。八戸での路地サミットの帰りに盛岡で途中下車。市内移動に使ってみた。
 昨年11月に盛岡市内のベンチャー企業がポート数7箇所、30台でスタート。岡崎市と同じHELLO CYCLINGと提携。私の場合、岡崎で利用のために登録していたので、新たな登録は必要なく、すぐに使えた。料金は80円/15分と岡崎の50円/15分と比べると高いが、これは公共が関わってない純粋な民間事業だからというところか。電動アシスト自転車なので乗り心地はよい。
 アプリでポート数を確認すると24箇所に増えていた。セブンイレブンなど民間のちょっとしたスペースもポートとして活用されている。比較的わかりやすい場所にあり、使いやすい。ただ、盛岡駅近くにポートがないのは残念。駅の観光案内所で聞いたら、ポートの位置は知らなかった。盛岡駅のわかりやすい場所にポートがあれば、利用は進むのではないかと思う。

 

 なお、今回利用はしなかったが、八戸市でもHELLO CYCLING を使ったシェア・サイクルが実施されていた。この7月から実証実験として行われているもので、実施主体は青森県八戸圏域の観光地域づくり推進法人(日本版DMO)「VISITはちのへ」、運営は盛岡市で展開しているベンチャー企業。ポート数は3箇所と少ないが、八戸駅を降りるとすぐわかるところにある。集客拠点である八食センター、中心市街地にポートがあり、近隣観光の手段として有益であるように思う。
 東北でもシェアサイクルが徐々に広がっているようだ。

 

盛岡で利用したポート 4台しかない
盛岡で利用したポート 4台しかない
NPOの玄関前がポート
NPOの玄関前がポート
盛岡市内のポート 地図外に2箇所ある
盛岡市内のポート 地図外に2箇所ある
八戸駅前 シェアサイクルの旗がある。左の高架下部分にポートがある。
八戸駅前 シェアサイクルの旗がある。左の高架下部分にポートがある。
八戸市内のポートの位置
八戸市内のポートの位置
(2019.10.7/石田富男)

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