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高島屋南地区第一種市街地再開発事業 工事用仮囲いの活用-第1回「トロンプイユ・YANAGASE」コンテストと「柳ケ瀬・こども絵画展」-
高島屋南市街地再開発組合は、岐阜市の中心商店街・柳ケ瀬地区において、約30年の準備期間を経て、昨年10月に高島屋南地区第一種市街地再開発事業により商業・公益・住宅・駐車場から構成される35階建ての複合ビル(再開発ビル)を起工し、2022年度の竣工をめざして工事を進めている。
着工後、本組合では、組合員と商店街関係者等で構成する委員会を設置し、長期にわたる工事期間中の商店街の賑わいの演出方法を検討している。
その第一弾として、不思議絵(だまし絵)を意味するフランス語から「トロンプイユ・YANAGASE」と命名し、昨年12月に本地区を囲む工事用仮囲いの一部に、委員会のメンバーで、再開発の施行地区内で芸術活動をしていた絵描きユニットが制作した数点の作品を掲示した。
今回、それを発展させ、岐阜髙島屋の南側東西道路(約65m)上の工事用仮囲いの全面にトロンプイユを飾るため、第1回「トロンプイユ・YANAGASE」コンテストを実施し、一般より広く作品を募集することとなった。募集の詳細は、8月3日(月)より組合ホームページに掲載される。
また、現在、第二弾として、真っ白な仮囲いをキャンバスに見立て、児童の絵画を仮囲いに掲示する(仮称)「柳ケ瀬・こども絵画展」の企画が進められている。8月中下旬には、岐阜市立徹明さくら小学校の協力を得て、シートに拡大印刷された19点の児童作品が仮囲いを飾ることになる。
コロナ禍の柳ケ瀬地区の商店街にあって、来街者に感動と癒しが提供できる作品展となり、賑わいに繋がることを期待したい。