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名古屋市内の夏の祭りめぐり
コロナ禍の中、今年は久しぶりに各地で夏のまつり・イベントが行われた。各地ともコロナ前並み、あるいはそれ以上の人出があり、特に若い世代が待ち望んでいた様子が印象的で、民間主体の祭りの必要性を再認識した今夏であった。その中から印象的だった3か所のお祭りを紹介したい。
■熱田まつり
年間700万人に近い参拝客が訪れる熱田神宮のお祭りで、尚武祭(しょうぶさい)とも呼ばれる。今年は6月5日(日)に開催され、献灯まきわら・花火をはじめ様々な奉納行事が行われた。献灯まきわらは、熱田神宮の各門に設置され、地元の方々により夕方の奉納に向けて組み立てる様子が見られた。熱田神宮東側の大津通沿いには屋台が並び、境内から周辺の歩道にかけてたくさんの人出で賑わい、特に10代、20代らしき若い人達のグループが集まって楽しんでいる様子が印象的だった。
■第65回円頓寺七夕まつり
7月27日(水)から31日(日)にかけて円頓寺商店街・円頓寺本町商店で開催された。密対策としてステージなどの催しを実施しない一方、商店街のアーケードにぶら下がるハリボテ飾りの審査を普段は商店街が行うところを一般の人も参加できる「装飾コンクール」を実施した。3年ぶりの七夕祭りで、いよいよ夏本番と感じられる賑わいだった。
■第61回大曽根七夕まつり
7月30日(土)・31日(日)にOZモール(大曽根商店街)・オゾンアベニュー(大曽根本通商店街)で開催された。午後から夜にかけて様々なステージがあり、さらには商店街を分断する幹線道路「赤萩町線」を車両通行止めにして歩行者天国となって来訪者のたまり場となるなど2日間とも夜まで賑わっていた。
(2022.8.30/浅野 健)