名古屋まちづくり情報

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那古野一丁目地区で景観協定締結

 

 名古屋市西区の那古野一丁目地区は、名駅から1㎞の地に位置し、城下町の風情が残る四間道界隈があり、北側には円頓寺商店街が立地しており、近年にぎわいスポットとして注目されている。この地区で、名古屋市住宅都市局都市景観室の支援を受けながら、20189月から良好な景観と住環境を守り育てるために地域住民が中心となって勉強会を開始し、まちづくりに関する話し合いが進められてきた。

 2020年から続くコロナ禍の中、同年7月に景観や防災など広くまちづくり活動を推進するために景観まちづくり推進委員会を設立。各町内会長など住民が中心になって景観協定の同意書集めを行い、200通を超える同意書が集まり、2021618日に景観協定締結に至った。名古屋市内では、名駅三丁目地区に次いで2番目の景観協定地区となる。

 協定締結後は10年間効力があり、協定地区内において建築物、工作物、屋外広告物などを新築・改築等の行為をする際のルールを定めている。今後は、景観協定の運営とともに景観以外のまちづくりについてもさらなる検討が重ねられていく。

 景観形成に向けた明確なルールができ、地域の方々の手で引き続き住環境が守られていくことで、周辺で開発が進む中で那古野一丁目地区の魅力が高まっていくことを期待している。

 

那古野一丁目地区で景観協定の看板を設置する場所を検討
那古野一丁目地区で景観協定の看板を設置する場所を検討

 

名古屋市公式HP・那古野一丁目地区景観協定のページ

https://www.city.nagoya.jp/jutakutoshi/page/0000141180.html

 

(2021.6.24/浅野 健)

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