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新しくなった桑名駅 供用開始
近鉄名古屋線、JR関西線、養老鉄道養老線の3路線が乗り入れる桑名駅が駅改修工事を終え、8月30日から供用開始された。
新駅舎は、改札を通らないと行き来できなかった東西の往来を解消するため橋上自由通路を設け、3路線の改札がそれぞれ設置された。地上から橋上通路へはエレベーターやエスカレーターが新設され、バリアフリー化が図られている。昭和レトロ感漂う旧駅舎から現代風な駅舎へと変わった。この自由通路により、東西の改札を通るためだけの入場券購入は解消された。
駅舎とともに駅前広場整備も進み、西口はロータリーやタクシーの待機スペース等が従来より広くなり、朝夕送迎時の混雑緩和に期待がかかる。東口もこれから市の顔としてら更なる整備が行われることだろう。
桑名駅周辺整備も東西でそれぞれ進捗があり、東口地区は高層建物が並ぶ都市的なまちづくりが進む一方で、西口地区は土地区画整理事業により、従前権利者の真新しい移転住宅が多く建ちはじめ、街並みの違いが鮮明になっている。ただ、桑名市のベットタウンとしての宿命か、月極め駐車場用地も多く、ゆとりや魅力的な住環境とは言い難い。
まだまだ整備途中の桑名駅周辺地区だが、今後のまちづくりによる変化が楽しみでもある。
(2020.9.1/村井亮治)