ＪＲ岐阜駅北に位置する街区で計画が進められてきた市街地再開発事業が認可され、晴れて、施行者となる市街地再開発組合設立の運びとなった。

　東地区は平成20年に、西地区は平成19年にそれぞれ研究会活動からスタートして十数年あまりが経ち、東西地区揃って組合設立された。

　発表会には、岐阜市長様もお越しになり、両地区の役員及び組合員、事業を支援する民間事業者グループ、資金調達の支援をする地元金融機関、補助金や技術的支援を継続してきた岐阜市、報道関係者等、総勢100名近くが参加し、執り行われた。

両地区理事長の挨拶でも、これまでにかかった時間の永さを振り返りつつも、今後の事業推進への可能性に期待が込められ、早期事業化に向けた思いが語られた。

　岐阜市長様からも、県都・岐阜の顔づくりに市としても積極的に、かつ継続して支援する旨が語られ、組合役員等の期待度も高まった。

　その後、完成予想図に基づいた都市模型のお披露目、事業概要説明、事業者グループ代表者の挨拶等、これまでに検討されてきた成果と今後の意気込み等が発表された。

　ようやく設立、まだ設立。捉え方は色々だが、権利者の思いは早期事業化、一つではないだろうか。その思いを形にするため尽力していきたい。