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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第87号]2003/11/3
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 595−−□

 スペーシア・メールマガジンの第87号をお送りします。
 名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
   ・「陶の国まつり」inオアシス21 (11/5・6)
   ・公募)地域づくりに関する論文募集 
   ・シンポジウム「美しい街づくり‐桑名」 (11/16)
   ・第6回中部都市フォーラム・アール開催 (11/19) 
  ◆名古屋まちづくり情報◆
   ・桑名ワンデイウォーク
  ◆図書紹介◆
   ・セーラが町にやってきた
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

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 ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 「陶の国まつり」inオアシス21 ○

 東海のやきもの四産地(瀬戸・常滑・美濃・萬古)の作り手・売り手が一同に会し、栄
「オアシス21・銀河の広場」にて「陶の国まつり」を開催します。職人による技の競演
や、やきものの楽器のコンサート、やきもののあるライフスタイルの提案など盛りだくさ
んのイベントにぜひお出かけください。

と き:11月5(水)・6(木)日 昼12:00〜午後7:30
ところ:名古屋栄「オアシス21 銀河の広場」
内 容:やきもの4産地共同のイベント「陶の国まつり」
    やきものの展示即売や実演の他、
    やきものの楽器を使ったコンサートなども開催。
問合先: 052-951-2724(中部経済産業局 陶の国担当 篠田)

タイムスケジュール等、詳細はやきもの産地交流・連携推進協議会の
運営するホームページ「やきもの王国」をご覧ください。
 http://www.yakimono.info/maturi.html

 〜スペーシア・竹内 郁〜

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○ 公募)地域づくりに関する論文募集 ○
〜あなたの地域づくりへ想いをかたち(文章)にしてみませんか〜

 地域づくりに関する機関誌「地域問題研究」を年2回発行している社団法人地域問
題研究所(名古屋市)では、現在、地域づくりに関する投稿論文を募集しています
(11月6日までにサマリー提出、応募用紙等はお問い合わせください)。
 これは、日ごろ国・県・市町村行政に携わる行政職員、地域づくり活動を実践する
住民組織やNPO、地域づくりの研究者など幅広い方々に、日ごろ行政運営・地域づ
くりに携わる中で抱いている主張・考えを発表する機会として活用していただくもの
です。皆さまからの応募を心よりお待ち申し上げます。詳細はホームページをご覧く
ださい。

【募集テーマ】行政運営・地域づくり活動に関するテーマであれば自由とします。た
だし、未発表論文に限り、採用は最大3点を予定しています。
【応募資格】特にありません。
【原稿料など】次の3つのいずれかから選択していただきます。1.原稿料3万円/
2.原稿料2万円+抜き刷り100部/3.抜き刷り100部
【問い合わせ先】社団法人地域問題研究所(担当:辻川)
TEL 052-232-0022 FAX 052-232-0020 E-mail tujikawa@chimonken.or.jp
HomePage http://www.chimonken.or.jp/

〜地域問題研究所の辻川ら情報提供いただきました〜

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○ シンポジウム「美しい街づくり‐桑名」 ○

【日 時】平成15年11月16日(日) 
【会 場】六華苑、城下町一円
【開催内容】
第1部 「水の恵みを訪ねる」をテーマに、整備の進んでいる旧城下町を中心として、
     諸戸氏庭園、桑名城外堀、三の丸堀、幡龍櫓などの景観スポットを
     巡ります。(希望者のみ)
 9:45 受付 (六華苑 長屋門)
10:00 まちなか観光 城下町一円
12:00 第1部閉会

第2部 「美しい街づくり」をテーマに、基調講演、国指定重要文化財六華苑の案内、
     また、「まちづくり極意 くわな龍」編集委員会メンバーによるトークセッ
     ションなどを行い、桑名の街を考えます。
13:15 受付 (六華苑 長屋門)
13:30 開会
      基調講演 「美しいまちづくり−桑名」
      講師    東京大学工学部教授 篠原 修 氏
15:00 トークセッション 「みんなで語る まちづくり極意−桑名流」
                  〜美しい街づくりを進めるために〜
   ◆まちづくり極意‐くわな流を紐解く−まちづくりにおける市民の力−
        三重大学工学部助教授 浅野 聡氏
   ◆まちづくり極意‐くわな流にみる桑名の魅力
        ランドスケープデザイナー 集山一廣氏  
        イラストレーター       林 博史氏
        三重大学工学部助教授  浅野 聡氏
16:50 閉会

特別展示  番蔵棟展示「歴史・文化・風景が織り成す桑名の美」
    桑名の千羽鶴展/桑名百景展/ まちづくり極意くわな流イラスト原画展

【申込】
・定員    100名(先着順)
・参加費   無料 (ただし六華苑入場料300円が必要)
・メールで下記まで
  桑名市都市整備部都市計画課
e-mail tosikeim@city.kuwana.mie.jp

〜スペーシア・石田富男〜

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○ 第6回中部都市フォーラム・アール開催 ○
 「都市の再生とエリアマネジメント」

日本の緊急課題である「都市の再生」。都市の個性と活力を引き出し、
都市を有効に活用するには、点の事業から面(エリア)の事業へ、
個々から総合的にマネジメントする視点が求められています。
今、都市再生はどのように進もうとしているのか。課題と展望について
語ります。

日 時  平成15年11月19日(水) 13:30〜16:30
会 場  名古屋国際ホテル2階 若竹の間(名古屋市中区錦3−23−3)
内 容  
○ 基調講演「都市の再生とエリアマネジメント」
    蓑 原 敬 氏(都市プランナー (株)蓑原計画事務所主宰)
○ パネルディスカッション
 コーディネーター 奥野 信宏氏(名古屋大学副総長)
 パネリスト 浅野 彰氏(名古屋中央大通連合発展会会長)
        加藤 武彦氏 (名古屋駅地区振興会副会長)
        長島 俊夫氏(NPO法人大丸有エリアマネジメント協会副理事長)
        蓑原 敬氏 (基調講演者)
        稲垣 拓男 (都市基盤整備公団中部支社長)
定 員  200名(同封のチラシ裏面に必要事項を記入の上、申込み下さい。)
参加費  無 料
主 催  都市基盤整備公団中部支社
後 援  国土交通省中部地方整備局、愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所、
     (社)中部経済連合会、(財)名古屋都市センター

参加方法 下記メールアドレス宛てに、お名前、御所属、電話番号、住所をお送りくださ
い。(ご参加は申し込み順に受付いたします。)
e-mail forum@spacia.co.jp
都市基盤整備公団「中部都市フォーラム・アール」事務局
(担当:都市研究所スペーシア 竹内)

 〜スペーシア・竹内 郁〜

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 ◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 桑名ワンデイウォーク ○

 秋晴れの10月19日(日曜日)、第2回桑名ワンデイウォークが開催された。昨年に続
く、2度目の今年は「歩桑名(あるくわな) 乗って歩けば御台所」と銘うち、まず三岐
鉄道北勢線を利用して七和駅まで移動。そこから昔の濃州街道から東海道を通って、御台
所祭が開催されている城下町までの約10キロを歩いた。
 5歳から83歳まで約200名の参加者が普段通らない道をのんびり歩き、昔ながらの街道の
風景や秋の野山の風景を楽しんだ。ゴールの城下町で開催されている桑名の殿様御台所祭
は平成元年よりはじまった桑名の食文化と歴史をアピールする市民の手づくりイベント。
本統寺境内では豪商料理大会、料亭の風情あふれる川口町ではグルメレストランがあり、
ゴールで疲れた参加者の空腹を満たしてくれた。この日は敦賀から桑名までの110キロウ
ルトラランニングも開催。さまざまな形で多くの市民が秋の1日を楽しんだ。
 
 健康への関心が高まる中で近年、ウォーキングがブームとなっているが、この桑名ワン
デイウォークは「歩いて暮らせる街」にするためのきっかけづくりとして取り組んでいる
ものであり、桑名市の都市計画課が事務局となり、市民参加の実行委員会において議論し
ながら企画をとりまとめ、運営を行った。したがって通常のウォーキングとは異なり、
「地元との交流を中心とするまちづくり系ウォーキング」「様々な活動をしている人を
ウォーキングを通じてつなげていく」「様々な要素を組み合わせることで多様な人々が参
加できるようなものにする」ということをコンセプトとしてあげている。
 今回は、地元行政と沿線住民の力によって存続することができた北勢線をテーマとして
取り上げるとともに、生活に密着してきた古い街道を歩き、その沿線にある地場産業など
も見てもらうことによって、まちを見なおしてもらうことをねらいとした。七和駅からの
参加者のための受付場所としてしょうゆ醸造業のヤマモリさんの工場をお借りしたのはそ
んな意図があった。

 昨年はPR不足であったことから、今年は三岐鉄道の駅や車内にポスターを掲示してもら
うなどした結果、参加者は倍増したが、まちを歩き慣れていない参加者が増え、道に迷っ
てしまうという苦情が多くみられた。地図を見、まちをじっくり見ながら歩いてもらうこ
とを期待していたわけだが、純粋に歩くことを楽しむ参加者は地図を見ずに案内標示や道
案内人を頼りにする。様々なタイプの参加者に楽しんでもらうためには、きめの細かい配
慮が必要だということだろう。
 来年からはこのワンデイウォーク開催のための市の特別の予算がなくなる。そのような
状況の中でいかに参加者に満足してもらえる企画を提供できるか。桑名ワンデイウォーク
の真価が問われるのはこれからだ。 (石田 富男)

→ホームページに写真を掲載しています。
 http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/k-walk2/index.htm

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 ◆図書紹介◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−  
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○ セーラが町にやってきた/清野由美 著 ○

 小布施に旅行に行ったのは、3年前の五月の連休でした。知り合いの勧めで「蔵部(く
らぶ)」という和食レストランで食事をしたのですが、その余りのサービスのよさ、食べ
物の美味しさ、インテリアの迫力に正直、戸惑いました。長野の片田舎である小布施にそ
こまでのセンスの良さはまったく期待していなかったからです。以来、人が小布施へ行く
と聞くと、「蔵部」での食事をしつこいほど勧め、そして蔵部で食事をするために、もう
一度小布施へ行きたいと思っていました。
 この本は月刊誌「日経ウーマン」が主催する「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2002大賞」
を受賞したセーラ・マリ・カミングスのサクセスストーリーということになっています
が、読んでみると、まちづくりの成功例として様々な角度から取り上げられる小布施のま
ちづくりストーリーの凝縮版となっています。栗菓子で有名な「小布施堂」に1994年に
やってきたアメリカ人女性のセーラが、実に破天荒なやりかた(実は的確な手法)で小布
施堂だけでなく、小布施のまちづくりの「仕上げ」をやってのける様子を、ジャーナリス
トである著者は小気味良く展開していきます。全国に通用するセンスの良さを持つように
なっていた観光地小布施を一気に世界に通用するセンスに押し上げ、まさに私が魅せられ
た「蔵部」を作り出したのが彼女であると知り、ここ数年の謎が解けた思いでした。カル
ロス・ゴーンはあの役職を与えられたからこそ、改革者となったけれど、一社員として
ニッサンに来ていたら「ただの変な外人」に過ぎなかった。セーラもまたそういったキャ
ラクターの持ち主で、偉業をなしとげた彼女にはもちろん、「変な外人」では終わらせず
に、セーラという逸材を生かしきった小布施の人々の心意気に拍手を贈りたいと思いま
す。(竹内 郁)

→ホームページに表紙の写真を掲載しています。
 http://www.spacia.co.jp/Mati/tosyo/sera.htm

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 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介− mm@spacia.co.jpへ
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 (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします) 

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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・デジカメのねじが外れてなくなってしまい、販売店に持っていったら、補償期間が
 過ぎているので修理は有料で、かつメーカーに送るので1週間以上かかってしまう
 と言われてしまいました。メーカーのサービスセンターを教えてもらえたので、
 そこに持ちこむとその場で無料で修理してくれました。販売店はあてにできないという
 ことをつくづく思いしらされました。大都市名古屋のメリットはメーカーのサービス
 センターが必ずあること。これを活用しない手はありません。

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 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
 ジンに掲載させていただきます。
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
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