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スペーシア・メールマガジン(隔週発行予定)   □[第444号]2017/8/4□    □配信数 731□


スペーシア・メールマガジンの第444号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。

<内容・目次>
 ◆まちのトピック◆
 ・メディコス駐車場チョークアートの参加者を募集します!
 ・ささしま親水空間の愛称大募集!
 ・津島市天王通り再生プラン提案募集
 ◆視察レポート◆
 ・長野市善光寺門前界隈を訪れて
 ◆図書紹介◆
 ・シティプロモーション:地域創生とまちづくり
 ◆読者の声◆
 ◆スペーシアのこの頃◆

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◆まちのトピック◆ −スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○メディコス駐車場チョークアートの参加者を募集します!○

 市民と行政が協働して、ぎふメディアコスモスの賑わいを創出することを目指す市民
有志の会「メディコスクラブ」は、秋のイベント「メディコスまつり フム・ドキ・ワイワイ」
(平成29年10月15日開催)で、駐車場スペースにチョークアートを描くイベントを、
市民活動交流センターと協働で実施します。
 当館東側に建設中の新駐車場完成後は使用されなくなる現在の駐車場に、みなさんと
記念のチョークアートを描きたいと思います。たくさんの参加をお待ちしています。

◆主催 みんなの森 ぎふメディアコスモス自主事業実行委員会
◆共催 岐阜市
◆企画 メディコスクラブ
◆開催日時 平成29年10月15日(日) 午前9時30分〜午後4時(雨天中止)
◆募集期間 平成29年8月1日(火)〜9月15日(金)
◆定員 150組
◆応募方法 参加申込書(Word 258KB)に必要事項を記入のうえ、郵送、Eメール
         または直接お持ちください
◆申し込み・お問い合わせ先
  市民活動交流センター
  TEL:058-264-0011   E-mail : comm-act@city.gifu.gifu.jp
  開館時間:9時〜21時
  休館日:毎月最終火曜日(祝日の場合は翌日)

詳しくはぎふメディアコスモス 市民活動交流センターのHPをご覧ください。
http://g-mediacosmos.jp/center/information/2017/08/post-42.html

〜スペーシア・浅野健〜
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○ささしま親水空間の愛称大募集!○

 ささしまライブ24に新たに整備された親水空間を、多くの人々に愛着や親しみを持って、
広く利用してもらうために、愛称を募集します。

■応募期間
2017年8月1日火曜日から2017年8月31日木曜日(必着)
■応募資格
どなたでも可能。ただし応募は1人1点まで。
■応募方法
以下の必要事項を記入して、下記応募先まで、はがきもしくはファックス、Eメールで応募してください。
【必要事項】
@ 愛称(漢字や英字などを使用した場合は、フリガナも記載)
A 愛称の説明、思いなど
B 氏名(フリガナ)、年齢、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス(お持ちの場合のみ)
【応募先】
〒460-0008 名古屋市中区栄5丁目1番32号 久屋ワイエスビル8階
(株)都市研究所スペーシア 愛称募集係 
 ファックス:052-242-3261   Eメール:sasashima@spacia.co.jp
■結果発表
2017年10月7日のささしまライブまちびらきイベントの中で発表
■その他
最優秀作品に5万円の商品券(1名)を贈呈します。
■詳しくは、名古屋市公式ホームページをご覧ください。
http://www.city.nagoya.jp/jutakutoshi/page/0000094569.html

〜スペーシア・櫻井高志〜
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○津島市天王通り再生プラン提案募集○

 愛知県西部にある津島市において、名鉄津島駅から津島神社に繋がる天王通りを
津島神社の参道に見立てて賑わいを創出する天王通り再生プランの提案募集が行われます。

■提案募集の課題
「天王通りを津島駅から津島神社までの参道に見立てた賑わいを創出する再生プラン」
(1)コンセプト:天王通り全体の再生プランのコンセプトとキャッチフレーズを提案してください。
(2)景観と機能:神社の門前町など一定のエリアに焦点を当て、街並みの新たな景観と機能を
  提案してください。(エリアの設定は自由)
(3)運営組織:提案された新しい街並みの賑わいを持続させるための、組織や運営方法
  について提案してください。

■提案募集締切日 平成29年10月20日(金曜)必着(午後5時まで)

■応募図書及び応募方法等 
 運営事務局ホームページを参照。
 一般社団法人にぎわい創出機構 OSHI
https://www.tsushima-nigiwai.jp/event/idea_contest/)

■表彰(10点以内)
最優秀賞 1点以内  賞状・賞金(50万円)
優秀賞  2点以内  賞状・賞金(各20万円)
佳 作  7点以内  賞状・賞金(各5万円)

■津島市役所HP(情報掲載ページ)
https://www.city.tsushima.lg.jp/kurashi/sumaikenchiku/tenno-tori-saisei.html

〜スペーシア・浅野健〜

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◆視察レポート◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−
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○長野市善光寺門前界隈を訪れて○

 先日、出張次いでに、長野市の中心市街地をブラブラ歩いてみた。
 長野市の中心市街地である善光寺門前界隈では、空き家をリノベーションして再活用した
店舗等が多く見られる。所謂“エリアリノベーション”が地元のデザイナーや建築家によって
積極的に進められている。その多くは、善光寺につながり観光客の往来も多いメインの
参道沿いではなく、その1本奥の観光客があまり通らない普通の通りにある。その数は、
地元デザイナーがリノベーションスポットをまとめた小冊子「古き良き未来地図」(改訂版、
2015年発行)をみると、60軒ほど紹介されており、その数には驚かされる。今回はこの
地図を頼りに、できるだけ表参道を避けて、裏側を中心に歩いてみた。
 やはり裏側は表とは違いほとんど人は歩いていなかった。しかし、少し歩くと、ここにも、
おおっそこにも、とまちに溶け込みつつも、古い建物の良さを生かした個性的な雰囲気を
感じられる建物が目に留まり、そこに足が向かってしまう。リノベーションしているのだか、
完全に造り変えていない、従前の良さをうまく継承し、新しさも兼ね備えたところに個性と、
そして人の温かみも感じた。1軒のカフェに立ち寄ったが、中も落ち着いた雰囲気でついつい
長居をしてしまった。
 一方の表参道だが、歩道も拡幅され、修景も行き届き、お店も充実しているが、観光地で
あるためか、他所の観光地と似たような若者受けするカフェや雑貨店などが目立った。
少し前に訪れた別の古い街並みを活かした観光地でも、同じような店が多く、同じような
印象を受け、代り映えしないなあと感じた。集客を意識し過ぎているのだろうか。(一般論
として)せっかくの個性ある歴史的な街並みも、中に入る店が同じだと個性が失われてしまう。
歴まち観光地の“チェーン店化”とでも言うのだろうか。もったいないことだ。
 しかし、長野のまちは表と裏で異なる雰囲気を感じられ、気づきの多いまち歩きとなった。
時間があれば、もっと店に立ち寄りたかったが、それは次の機会に回したい。皆さんも機会が
あれば、「古き良き未来」を感じられるまち歩きをしてみてはどうだろうか。
(櫻井高志)

ホームページに写真を掲載しています。
http://www.spacia.co.jp/Mati/sisatu/2017/nagano/

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◆図書紹介◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−
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〇シティプロモーション:地域創生とまちづくり/田中道雄 編著〇
 同文舘出版/2017年5月25日 発行

 昨今多くの自治体が、シティプロモーション課や室をつくり、専任スタッフを置き、いよいよ
本格的に自分達のまちのPRに取り組みだしてきているという。そこには、少子化による
人口減少が進み、多くの自治体が活力を失ってきており、「人口の増加」などの具体的な
成果が一層求められるようになってきた背景があるという。また、成果を上げるために
各地域が売り出す商品となる、地域の魅力やブランドといったコンテンツは、長い歴史の
中で既に多くつくり上げられてきたと編者は考えており、これからは、いかにこれらの商品を
戦略的に販売していくかが重要であるというのである。
 本書は前半で、未だ萌芽期にあるというシティプロモーションのありようを探るとともに、
社会的、経済的な面でシティプロモーションが果たす効果について述べ、後半で13都市・
地域の事例を紹介している。中でも、シティプロモーションを成功させる上で、市民に
地域への愛着を深めてもらうことや、市民のコンセンサスを得ることが重要になるという
部分は、本書の中で核となる部分の1つだろう。一般的にシティプロモーションというと、
訪問者や移住者増加による経済的効果を狙った、行政主体の広報活動が中心であるが
ために、「シティプロモーションは『行政がやるべきことだ』という錯覚に陥りやすい」という。
しかし、地域の魅力というのは、地域に愛着を持った地域住民が媒体となってPRすることで
はじめて、外部の人に伝わるというのである。
 後半で取り上げられている13都市・地域の事例紹介は、行政、コンサルタント、NPO代表
などといったように全て著者が異なっており、文体なども統一性が無く自由に書かれているが、
編者が述べているように、結果的に「地域の匂い」や「ストーリー性溢れる」取組みの背景
などが読み手によく伝わるという点は納得がいく。シティプロモーションの理解を深めたい
方にぜひ手に取ってもらいたい1冊である。
(大河原章介)

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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)

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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・弊社が関わっている名古屋市西区の町並み保存地区・四間道地区において、
 クラウドファンディングを活用した長屋の改修プロジェクトがスタートしました。
 長年、この地域で建物活用に取り組むナゴノダナバンクが実施します。
 ぜひご協力を、また情報の拡散をお願いいたします。
 場所: 名古屋市西区那古野1丁目
 改修期間:2017年10月〜12月
 https://readyfor.jp/projects/deroinc 

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(株)都市研究所スペーシア 編集:浅野 健
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URL http://www.spacia.co.jp/
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