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スペーシア・メールマガジン(隔週発行予定)  □[第291号]2011/8/29□ □配信数 777□


スペーシア・メールマガジンの第291号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。

<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
  ・自分の隠れた魅力を引き出してみませんか!? モテ・人間力!
  ◆名古屋まちづくり情報◆
  ・アート ナゴヤ 2011 〜コンテンポラリー・アートフェア〜
  ・木があっても気にしない 気長に行こうぜ ど真ん中祭り
  ◆読者の声◆
  ◆スペーシアのこの頃◆
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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○自分の隠れた魅力を引き出してみませんか!? モテ・人間力!○
名古屋商工会議所大曽根支部主催

 2回シリーズセミナー
  積極的参加型カリキュラムです!  聞くだけのセミナーではありません!
  ヤル気のある方募集!
  
■第1回目 9/16(金) 14〜17時
   自分の生の姿をみてみましょう!(自己診断チェック)
   ※セミナー終了後17時〜  2F名商グリルにて懇親会!

■第2回目 10/7(金) 14〜17時
   変わった自分を見せましょう!
   ※セミナー終了後17時〜  2F名商グリルにて懇親会!

【 場 所 】9月16日:名古屋商工会議所 3階第1会議室
       10月7日:名古屋商工会議所 5階会議室D
         名古屋市中区栄2丁目10番19号
【 定 員 】 30名(定員になり次第締切ります)
【 参加費 】 会員9,000円・非会員18,000円(1名、全2回、懇親会費込み)
【申込方法】 事業所名、参加者名(役職・氏名)、仕事内容、
        所在地(住所・TEL・FAX)、
        名古屋商工会議所会員の方は会員番号
        を記入の上、下記問合せ先にFAXにて申込み。
後日、事務局から参加費を請求。
【問合せ先】 名古屋商工会議所 大曽根支部 担当 伊藤
TEL(052)915−3848 FAX.(052)915−3877

〜スペーシア・井澤〜

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◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○アート ナゴヤ 2011 〜コンテンポラリー・アートフェア〜○

 8月6日・7日、浅間町にあるホテル ウェスティナゴヤキャッスルで開催されたアート
フェアをレポートする。アートフェアとは、複数のギャラリーが集まり、選りすぐりのアートを
展示販売する美術見本市である。コンテンポラリーアートのアートフェアは名古屋でも`88
から`03までの16年間開催されていたが、ここしばらくは休止状態であった。今回は、
ホテルの1室をギャラリーに見立てて開催するホテルスタイルのアートフェアで、名古屋で
初となる。これはアメリカなどではよく見かけるカジュアルなスタイルで、展示場などを
借りて開催するものよりも出展料が安いため、若いギャラリーも参加しやすく掘り出し物も
期待できる。作品は、部屋の壁はもちろんベッドの上やバスルームにも展示されるため、
各ギャラリーの展示の工夫も見所である。今回の出展ギャラリー数は25店で、ホテルの
9階のフロアーを貸し切って開催された。\1000の入場料にも関わらず、予想以上の
お客さんが訪れ、通路には部屋に入れない人があふれかえるほどの賑わいを見せていた。
  さらに9月には、8日〜11日に松坂屋で「VARIA ナゴヤアートフェア 2011」も開催される。
長らく休止していたコンテンポラリーアートのアートフェアが、今年になってにわかに活気
付いて来たのは、やはり昨年開催された「あいちトリエンナーレ2010(以下 あいトリ)」の
影響と言えよう。あいトリの期間中、ギャラリーの人にその影響を聞いてみたが、当時は
あまり良い答えは返ってこなかった。しかし、今回のイベント見ると徐々にではあるが着実に
効果が現れてきており、いったん衰退した市場の起爆剤となったのは事実のようだ。
あいトリの会場となった長者町だけでなく、裾野の広い活性化に結びついてほしい。
(堀内 研自)

→ホームページに写真を掲載しています。
http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/2011/art-nagoya/index.html
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○木があっても気にしない 気長に行こうぜ ど真ん中祭り○

 ○木があっても気にしない 気長に行こうぜ ど真ん中祭り○

 賑やかなにっぽんど真ん中祭りも一昨日で終了した。弊社が入居しているビルは久屋
大通に面したメインステージの東真横にあり、8階から見下ろせる位置にある。しかし、
公園の大木に遮られてステージは1/3程度しか見えず、多くはフリースペース(無料
観覧ゾーン)しか見えない。とは言うものの、木を切れという気にはならない。
 今年2011年のどまつりは13回目を迎え、主催者発表によると210チーム、23,000人が
参加し、観客動員数は196万人であった。初回1999年は32万人の観客動員であったが、
2009年は209万人、2010年は210万人とピークを示し、今年は前年比93%であった。
どまつりの先輩格にあたるYOSAKOIソーラン祭り(札幌)は今年でちょうど20回目を迎えて
いるが、初回20万人が2001年以降200万人を超える年が多くなり、ピークは2010年の218万人、
今年は前年比92%の200万人であった。ちなみに、この祭りの本家である鳴子を持って
踊るよさこい祭り(高知)は58回を数え、観客動員は約100万人という数字がネット上に
出ているが不確かである。さらに400年の歴史のある阿波踊り(徳島)は130万人(1989〜
2007年のおよそ20年間の動向。ピークは1998年の150万人弱)であった。
 観客動員力は、祭りとしての魅力もさることながら、都市(都心)として受け入れ可能な
観客数や参加者数の容量(空間や宿泊等サービス提供や管理体制など)があるのでは
ないか。また開催日数を増やせば観客動員数が単純に増える訳でもないであろう。
主催者にとってビジネスとしても成立しなくなる恐れもあるからだ。
 どまつり期間中は、栄都心は多くの人々でにぎわい、踊り手は衣装が派手であるので、
道を歩いていても、飲食店にいても、何処にいても目立つ。経済波及効果は58億円(2004年
UFJ総合研究所)と試算されているが、今日の参加者数や観客動員数から単純比率で
推計すると90億円弱になる。札幌のYOSAKOIソーラン祭りは248億円(2010年)と試算
されているが、それぞれの根拠数字が不明のため比較できない。観客動員数はそれほど
差がなく、参加者数が1.5倍の開きがあり、札幌のほうが多いものの2.5倍以上の開きだ。
 二番煎じだ、やかましいだ、儲け主義だと、いろんな毀誉褒貶(毀貶しか書いてないが、
もちろん誉褒が多い)があるにせよ、続けていくことで文化として定着し、発信力をもつ。
阿波踊りの400年には追いつけないが、他が廃れて、どまつりが続けば、名古屋が本家に
なる。量的に頭打ちなら、質的に進化を遂げたい。総踊りの仕組みはその一つかもしれない。
そしてチームの衣装一つを見ても年々派手になっていくような気がするが、ファッションショーも
ありか。今は祭りをどうすれば持続していけるのかが問われているように思える。市民に
支持されて、奇をてらわず、気長に取組んでいきたいものである。
(井澤知旦)

参考資料:観客動員数
阿波踊り(徳島)
http://www5.cao.go.jp/j-j/cr/cr07/pdf/chr07_3-5-8.pdf

YOSAKOIソーラン祭り(札幌)
http://www.yosakoi-soran.jp/about_01.html

にっぽんど真ん中祭り(名古屋)
http://www.domatsuri.com/overview/about/growth.html

観客動員数は掲載されていないが、よさこい祭り(高知)
http://www.attaka.or.jp/yosakoi/about_yosakoi.html

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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)

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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・名古屋まちづくり情報の記事にもあるように、週末の栄周辺はどまつりでした。最終日に
  久屋大通公園で行われたファイナルステージのチケットは完売であったため、隣の
  百貨店の上層階からステージと会場全体を眺めていました。屋内にいても音・光・踊りの
  熱気が伝わってきて、大盛況でした。(T.A)

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  を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成できれ
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(株)都市研究所スペーシア 編集:浅野 健
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