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愛知住まい・まちづくりコンサルタント協議会発足

 住まい・まちづくりに関するコンサルタントの職能の確立と専門能力の向上をはかり、あわせてコンサルタントの活動が広く愛知県民に認知されるよう努め、良好なまちと地域社会づくりに資することを目的として「愛知住まい・まちづくりコンサルタント協議会」の設立総会が1999年11月25日、(財)名古屋都市センターの大研修室で開催された。
 スペーシアは、この設立準備会の中心メンバーの一員として関わり、第1期の代表を務めるとともに、事務局を担当することとなった。

 住民主体のまちづくりに対する期待が高まるなか、行政と住民をつなぐ専門家として我々コンサルタントの役割が重要になってきていると考えられるが、一般的にはコンサルタントといってもその活動が十分に認知されているとは言い難い状況にある。この協議会では、ホームページ等を通じた情報発信を行うことによって、広く県民の理解を得ることをめざすとともに、コンサルタント間のまちづくり課題及び技術情報の交流や共同研修事業等を行うことによって、専門能力の向上を図り、さらには共同研究事業等も視野に入れた活動を行っていく予定である。
 正会員19社でスタートした協議会であるが、年度内には30社への拡大を目標としている。協議会の詳細については、設立と同時に開設したホームページに掲載しているので、参照されたい。

 住まい・まちづくりというソフトからハードの両方を視野に入れたコンサルタントの組織ができたのは、おそらく初めてのことだと思われる。設立総会には来賓として、愛知県建築部長及び名古屋市建築局住宅部長に出席していただき、この協議会に対する期待の言葉もいただいた。この協議会の活動が行政、住民、専門家のパートナーシップによる新たな住まい・まちづくりの展開の第一歩となるよう事務局として働きかけていきたいと考えている。あたたかいご支援を期待したい。

(1999.11.26/石田 富男