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まちづくり調査でのスマートフォンの活用

 流行語大賞にも選ばれた「スマホ」。ラバダブのコメントにも記載したが、その便利さはまちづくりの調査でも不可欠の必需品といってもよいだろう。新年最初のメルマガの記事として、どのように使うとよいのかまとめてみたい。
  まず、交通機関を使って外出する際には「乗換案内」が欠かせない。自動車を利用する場合には「マップ」がナビがわりに利用でき、渋滞情報も入手できるので渋滞回避も可能だ。
 「マップ」はまち歩きをする際にも便利だ。特に海外では地図をみても現在地がわからないということがあるが、スマホでは現在地がすぐわかる。航空写真でみることもできるので、どの方向にどんなものがありそうかの目安をつけることもできる。「ご近所ナビ」等で周辺にあるコンビニなども位置もすぐわかる。何よりも新しい情報がマップに反映されていることが助かる。現地調査での写真撮影はもちろん、ヒアリングの録音もスマホで可能だ。
 情報収集では、インターネットが活用できるほか、リアルタイムの情報入手はtwitterが便利だ。鉄道の遅延情報などはインターネットではアクセスが集中してしまい、利用できないことがあるが、twitterで検索すると容易に情報が入手できる。また、twitterは情報発信手段としても有効であり、まちづくりイベントなどでリアルタイムの情報を発信することより、集客につなげることも可能だ。
  情報を記録し、発信する場合にはfacebookの利用を考えたい。帰りの車中での時間を利用してノートに気づいたことを書いておけば、印象が新鮮なうちにまとめができる。後で編集することも可能なので、どんどん記録を追加することもできる。
  メールはGmailが受信できるので、通常使っているメールをGmailに転送しておけば、外出先でもメールが簡単に受信できる。WordやExcelなどの添付ファイルも閲覧可能なので、緊急のメールにもすぐに対応が可能だ。
  スマホ1台でこれだけ多様な活用ができる。もっと便利な使い方をしている人もいるだろう。便利なアプリも増えていくに違いない。まちづくりにおいてもスマホを使いこなしていきたいものである。

(2012.1.5/石田富男)