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なつかしのお茶碗に会える 
こども陶器博物館 KIDSLAND

 多治見市旭が丘の多治見美濃焼卸センターをご存知でしょうか。美濃焼の流通システムの合理化と近代化を図るために、昭和50年11月に営業をはじめた同一業種卸団地です。毎年秋に開催される「美濃焼団地まつり」には、多くのやきものファンが詰め掛けます。大きな倉庫や工場が広大な敷地(159.411u)に並ぶ様は圧巻なのですが、まつりの時以外はなかなか訪れにくいイメージがありました。
 そこで注目したい集客施設が昨年10月にオープンした「こども陶器博物館(愛称:キッズランド)」です。陶磁器卸商社「金正陶器」が、自社商品のPRを兼ねて子どもたちにやきものの魅力を伝えようと開設したこの施設は、建物は地上3階地下1階建て、常設展示室には昭和から平成までに生産されたキャラクター食器など、子ども用の食器約800点が展示され、地下ではウサギのミッフィーで知られる絵本作家ディック・ブルーナや五味太郎の絵本原画を常設展示しています。そのほか、体験工房、ミュージアムショップ、カフェなどがあり、「森のカフェ」では、窓外の緑を楽しみながら若い女性にも大人気のミッフィーのティーセットでお茶をすることができます。金正陶器は、戦後にテレビアニメのキャラクターを使った陶器をほとんど一手に扱い、アニメキャラクターものでは全国的に知られており、子どもから大人までかなりの見ごたえがある内容となっています。(展示されている食器の中に、幼いころ使ったものを発見しました。)

 入場料は大人のみ300円、一年間、家族で自由に利用できる会員制度(一年間500円)もあります。新年の開館は6日(土曜日)からとのこと。日本の誇る美濃焼にふれる第一歩として、訪れてみてはいかがでしょうか。

こども陶器博物館 KIDSLAND
 〒507-0071 多治見市旭ヶ丘10-6-67
 株式会社 金正陶器
 (美濃焼卸センター内) TEL(0572)27-8038
 FAX 27-8039
  http://www.kanesho.co.jp/

(2000.12.25/竹内)