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勝川地区第一種市街地再開発事業
再開発組合HPが開設される

 春日井市のJR中央本線勝川駅北口で進められている「勝川地区第一種市街地再開発事業」の施設建築物工事が着手され半年が経過した。この再開発事業は、春日井市の西の玄関となる勝川駅の駅周辺整備「ルネッサンスシティ勝川」の集大成ともいえる事業で、商業施設と共同住宅(分譲マンション:計245戸)を主な用途としている。分譲マンションは参加組合員である積水ハウスが販売を行っており、第一期分はほぼ完売で工事が完了すると隣接して既に完了した松新地区再開発の分譲マンション(約180戸)とともに、合わせて約430戸のマンション供給がされることになる。
また勝川駅では、JR中央本線の連続立体交差事業も進められており、事業の完成時には駅前周辺の建物をつなぐペデストリアンデッキが整備され勝川地区の再開発ビルへも延伸される予定で、人々が安心して歩いて回遊できる駅前空間が誕生する。さらに、高架化された線路の下を都市計画道路が通り、線路により分断されている南北地区が一体化され、地域の人の動きも活発化することが予想される。

 再開発事業の工事は、計画されている3つの街区で順次進められ、まずは平成18年末までに小規模な商業ビルと自走式立体駐車場が完成し、平成19年度内には、大規模店舗と分譲マンションがそれぞれ完成し、事業が完了する予定である。組合では、一部発生する保留床の受け皿となる地権者法人の設立に向けて準備を始めており、建物の管理運営方法もあわせて検討し、年内を目途に権利者による床の所有と管理・運営体制の確立をめざしている。

 再開発事業の中心となる店舗部分は、従前から営業をしていた権利者が継続して入店する予定もあるが、大部分は外部からテナントを誘致する計画にあり、各方面へ打診し問い合わせのあった数店舗と調整中である。それ以外にも広く募集活動を行うため、組合理事の発案によりHPを開設し、各種問い合わせに応じられる環境を整えた。工事の進捗状況次第では内装工事等の調整がスムーズにできることから早い時期でのテナント決定が望まれており、今回開設したHPが有効活用されることに期待したい。なお、各種問い合わせは下記のHPまで。

勝川地区市街地再開発組合HP  http://www.o-cobo.com/~saikaihatsu/
勝川大弘法通商店街HP  http://www.o-cobo.com/

(2006.5.26/村井 亮治)