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豊田市小型電気自動車共同利用システム

 豊田市では平成13年3月1日から「小型電気自動車共同利用実験」を行っている。公募による一般市民会員100名、豊田市役所職員会員100名による共同利用は、順調に行われ、平成13年度の利用者アンケートでは、自動車走行距離が約81%減少し、鉄道利用が約8倍に増えたとの調査結果が出た。(豊田市パンフレットより)

 当初は市民限定の無料モニター実験だったのだが、2001年8月からは豊田市駅前で共同利用実験を行っている小型電気自動車を、会員以外の人も利用できるようになった。(1日2組程度)名鉄豊田市駅の東口に4台の電気自動車が停車するデポがあり、斜向いの予約管理センターで申し込むと、係の女性が空き状況を確認、利用可能であれば、免許証を提示して利用申込書に必要事項を記入し、ICカードをその場で発行してもらえる。2人乗りの小型自動車「e-com」はエンジン音が全くないのが少々不気味な気もするが、運転方法は通常のオートマ車と変わらず、広い道は軽快に狭い道は機敏に走ることができる。美術館やスタジアム、鞍が池公園など観光スポットが点在している豊田市では市外からのビジターにとって、非常に利用しやすいと感じた。一般利用については事前予約ができないこともあり、まだまだ気軽に利用するとまでは行かないが、21世紀型の交通システムを一度体験するには絶交のチャンスではないかと思う。

 利用条件は@自動車普通免許を持っていること A実験の趣旨をよく理解し、利用後アンケート協力すること BICカード(当日1回のみ有効)の作成手数料として、1000円を負担すること の3つ。利用可能時間は午前9:00〜午後6:00までの間で、車両が開いている時間。1回の利用は最長4時間まで、事前予約はできない。

 詳細は豊田市のHPで(http://www.its.toyota.aichi.jp/topics/EV/EV.htm)、または豊田市役所建設部 交通政策課 0565-34-6603まで。

(2002.6.27/竹内 郁)