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村民と村職員の協働の場
「飛島むらづくり21世紀委員会」

 名古屋市の南西部に位置する海部郡飛島村では、今年度から2カ年にわたり総合計画を策定することになっており、現在作業を進めています。計画を策定するにあたり村民の意見を積極的に取り入れようと、村民(正確には村内在住在勤者)と村職員との協働の場である「飛島むらづくり21世紀委員会」を設置し、広報によりメンバーを公募しました。出だしは数名の応募しかありませんでしたが、締め切り間際になって応募が殺到、当初12名の予定が18名となりました。メンバーは会社員のほか、開業医、銀行員、地方公務員、農業・養殖業従事者、主婦など顔ぶれは様々です。

 飛島村では「まちづくり」ではなく「むらづくり」と言っています。長年、飛島村で生活やお勤めしている方々にとっては、「むらづくり」の方が親しみがあることでしょう。今年度は10回の委員会を開催する予定で、これまで2回開催しました。第1回目は弊社企画室長の古池による「住民参加の村づくり」、第2回目は国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所研究員の安梅先生により「飛島日本一健康長寿実現への今後の展開」の講義を行い、意見交換をしました。意見交換では村民のパワーに村職員が圧倒されがちでした。今後は3つの分科会に分かれ、ワークショップや視察会などを通じて議論を深める予定であり、飛島村のこれからの「むらづくり」がどのように行われるかとても楽しみです。


(2000.8.21/加藤)