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ワールドデザインシティ・GIFU

 平成8年2月にJR岐阜駅における東海道本線、高山線の高架化が完成して以来、岐阜県都の玄関づくりとして懸案となっていた鉄道高架下事業の一部が「ワールドデザインシティ・GIFU」として7月7日にオープンしました。
 公共施設整備に民間活力を導入する手法として近年話題となっているPFI的手法(東京臨海副都心のビーナスフォートを開発した森ビル都市企画鰍ェ高架下の空間を活用して整備した施設を岐阜県が買い取り、それを同社が借り受け運営するという「公設民営方式」)が採用されています。

 JR岐阜駅の改札口と3階で直結され、延べ面積約33,000uの大型商業・文化複合施設は、4つのゾーンコンセプトで構成されています。岐阜・全国・世界から集まったデザイナー、アーティスト、職人達が創作・展示・販売を行う「TKUMI工房」、岐阜特産の食材等にこだわった飲食・物販店で構成される「楽市楽座」、駅前で掘り当てた温泉を活用した温浴施設とスポーツクラブで構成される健康施設「フライツァイト」、国内初と言われるテーマ型のファッション卸売り施設「レップマート」。このほどオープンしたのは、レップマートを除く3ゾーンです。

 レップマートは、岐阜の地場産業であるアパレルメーカーを中心に138のブースが集積し、中小アパレルメーカーの企画・生産・販売を支援するソフトが組み込まれています。また日曜・祝日には会員制により一般の消費者が最新ファッションを購入できるシステムとなっています。衰退化傾向の著しい岐阜駅前問屋街の再生・再開発が大きな課題となっている中で、このレップマートにおける新しい試みは岐阜ファッション産業界からも大きな関心が寄せられ、8月22日にオープンします。

■施設等の概要

名称 ワールドデザインシティ・GIFU(愛称:アクティブG)
敷地所在地 岐阜市橋本町一丁目地内
敷地面積 38,324u
建築面積 13,445u
延べ床面面積 33,159u
駐車場面積等  4,747u(87台)
施設の開発運営 森ビル都市企画株式会社


楽市楽座

G−STREET


(2000.7.26/浅野泰樹)