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余坂木戸口WS その5
 犬山城下町の余坂木戸口にある市有地を有効活用しようというワークショップ(以下、WS)の5回目に参加してきました。6月18日の1回目は現地確認で「イメージを持つ」、7月9日の2回目はどう使うかを「言葉で考える」、7月30日の3回目はイメージ、アイデアを「絵にしてみる」、8月27日の第4回目は「模型をつくる」と回を重ね、今回は第4回の優秀作品を「現地でつくる」です。

 グループに分かれ、山車蔵、火の見櫓、長屋を原寸大でつくりました。今までのWSではひもやテープを貼ったりした経験はありましたが、今回は竹を用いました。事前に市のまちづくり推進課の人やWSの実行委員のメンバーが竹を用意しておきました。竹を使うことの利点は、軽くて持ち運びが楽、切断も容易、釘を使わなくても組立ができるということです。

 図面上で議論しているのと実物大で確認するのとは大きな違いで、参加者は気がついた点をどん どん発表していました。

 次回は10月29日(日)午前10時より、犬山市福祉会館にて、プロポーザルで設計する会社を公開審査で選びます。プロポーザルに参加する設計の人たちもこの「現地でつくる」に参加していました。

 余坂木戸口のWSに参加したのは今回が初めてですが、竹を使ったこと、プロポーザルの会社を公開審査で選ぶことなど、おもしろい取り組みだといえるでしょう。
 
(2000.9.24/浅野 健)